COMPASSは、渋谷区が目指す未来の学校における「個別最適な学び」の充実などに向けた連携協定を、渋谷区教育委員会と締結したことを12月12日に発表した。
渋谷区では、2024年度より全区立小中学校において、グローバル社会で活躍する自律した学習者を育むシブヤモデル「未来の学校」を目指している。そのなかで文部科学省の「授業時数特例校制度」を活用して、原則、午後の時間を探究「シブヤ未来科」に設定。総合的な学習の時間を、標準時数の約2倍にしている。
探究「シブヤ未来科」では、子どもたちが各教科の学習で培った知識やスキルを活かして、実生活や社会の課題解決を図る。一方で、その前提として各教科における基礎学力を身に付け、自ら主体的に学ぼうとする力を伸ばすことが重要であり、さらなる「個別最適な学び」がの充実が求められる。
今回の連携協定締結によって、渋谷区の全区立小中学校へCOMPASSが開発・提供しているAI型教材「キュビナ」を試験的に導入して、教科学習における「個別最適な学び」を促進し、渋谷区の「未来の学校」づくりを支援する。あわせて、探究学習プログラムの活用といった「探究的な学び」における連携も模索していく。
今回、締結された協定における連携事項は以下の通り。
- COMPASSが提供する個別最適な学びに向けたデジタル教材の渋谷区立学校における活用に関すること
- 取り組みについての情報発信に関すること
- その他相互に協力が必要と認める取り組みに関すること
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