COMPASSは、同社の提供する学習eポータル＋AI型教材「キュビナ」に搭載された「キュビナ 教科書×AI コンテンツ」の中学校の問題について、令和7年度（2025年度）版の新しい教科書に準拠対応することを、10月15日に発表した。リリースは2025年4月を予定する。
「キュビナ 教科書×AI コンテンツ」は、文部科学省検定済の主要教科書に準拠した問題をAI機能によって個別最適に学べるサービス。児童生徒は各自の習熟度に合わせ、各自治体で採択されている教科書と同じ内容・並び順で学習できるほか、教員にとっては短い教材研究の時間で演習やテストへの活用が可能になる。
今回の準拠対応は、学習指導要領の変更によって2025年度から中学校の教科書が新しくなることにともなって行われる。これによって、中学校数学・国語・英語・理科・社会の5教科における、各自治体で採択している2025年度版文部科学省検定済の主要教科書に準拠した問題が、各教科書と同様の並び順・内容で学べるようになる。
国語や英語では、単元ごとに教科書に掲載されている作品や本文を使用した問題を、理科や社会では教科書ごとに使用している用語や表現、事例などに合わせた問題を収録する。
さらに英語では、教科書本文を使用した読解問題のほか、教科書ごとに使用している文法・語彙・熟語に合わせたオリジナル問題を収録。スピーキング問題ではELSAのAI音声認識技術APIを通じて発音判定を行う。
同社が11月9日14時〜17時に開催するオンラインイベント「個別最適な学びの環境の実現に向けて 〜教科学習と探究学習の一体的な充実を語る〜」では、「キュビナ」の開発メンバーが今年度と来年度のアップデートについて説明する。同イベントへの参加は無料だが、事前登録が必要となる。
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