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北海道森町の全小中学校が学習eポータル+AI型教材「キュビナ」を正式採用、761人が利用開始

 COMPASSは、同社が開発・提供する学習eポータル+AI型教材「キュビナ」が、北海道森町の全小中学校における指導の一環として正式採用され、2024年度より利用が開始されたことを、9月19日に発表した。

 森町では、生涯を通じて学び続ける環境整備を掲げ、児童生徒が幅広い知識と教養の修得等を通して人格を形成し、社会の担い手として活躍できる、教育・人づくりを目指している。その重点施策のひとつであるICT活用教育推進事業の一環として、2024年度より森町立学校5校(小学1年生~中学3年生)761人へ「キュビナ」が正式採用され、子どもの学びをいっそう身近なものとするために利用が開始された。

 全町立学校への導入に際しては、「キュビナ」の手書き教材の多さや、AIにより習熟度に応じた出題が可能であるなど、個に応じた対応が可能であることが評価され、全校採用に至った。また今後は、一人ひとりの課題に合わせた教材準備の効率化を図ることで、教員の働き方改革にも期待が寄せられている。

 「キュビナ」はAIが児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題する教材。2021年度には小学校・中学校の5教科対応版がリリースされ、2022年9月にはMEXCBTとの連携を行い、学習eポータル+AI型教材「キュビナ」として学習eポータルのサービス提供を開始した。さらに文部科学省検定済の主要教科書に準拠した問題を搭載した「キュビナ 教科書×AIコンテンツ」を2023年11月以降に順次リリース、教科書と教材をシームレスに接続することで「子どもたちを中心としたシームレスなデジタル学習基盤」の構築を目指している。現在は全国170以上の自治体、小中学校約2300校で100万人以上が利用している。

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https://edtechzine.jp/article/detail/11480 2024/09/20 17:10

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