リクルートは、同社の提供する進路情報メディア「スタディサプリ進路」が、スタディサプリ編集部の高校生エディターおよび公式LINE登録者を対象に実施した、将来の仕事・暮らしに関するアンケート調査の結果を、7月23日に発表した。同調査は、6月4日~6日の期間に行われ、692名から有効回答を得ている。
調査対象者に、1番目指したい業界の分野を尋ねたところ、「手に職」といわれるような免許や資格が必要な分野、また公務員のような試験を経て仕事に就く分野が上位を占めた。また、目指したい業界を選んだ理由としては、「好き・興味」「共感・やりがい」といったソフト面と、「収入」というハード面がバランスよく上位にランクインしている。
将来、少しがんばって目指したい現実的な年収(ボーナス含む)を尋ねた質問では、「401~500万円」がもっとも多く、その理由としては「生活に困らない」「安定」「平均」という言葉が目立った。なお、国税庁による「令和4年分 民間給与実態統計調査」によれば、正社員の全国平均年収は523万円となっている。
そのほか、人生における仕事とプライベート時間のバランスを尋ねたところ、仕事の占める割合の平均は54.1%だった。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア