アルファシステムズは、大学向けに、授業を録画して復習で活用できる「授業録画配信ソリューション」および「運用自動化オプション」の販売を開始したことを、2月2日に発表した。
文部科学省の「学術情報基盤実態調査」によると、全国の約半数の大学では、授業を録画して配信する「授業のデジタルアーカイブ化」が導入されており、場所や時間を選ばず復習ができる仕組みが定着してきている。また大学入学を控える中高生世代では、スマホやタブレットを使った視聴学習が日常的に行われており、今後大学における利活用はますます進んでいくものと考えられる。
同社は2021年度に、東北工業大学にフォトロンの製品(Spider Rec、CLEVAS)と各種AV機器などを組み合わせたシステムを導入した。この度、3年間の運用経験で得られたノウハウを生かして、全国の大学に「授業録画配信ソリューション」として展開する。
また同社では「運用自動化オプション」の提供も開始する。「運用自動化オプション」を利用することにより、授業の録画、授業が行われているか否かの仕分けおよび学修支援システム(LMS)への公開までを自動で行うため、教職員は普段通り授業を行うのみとなり、手間を削減できる。
定期的なタイミングで動画が公開されるため、学生は復習の計画を立てやすく、授業録画配信ソリューションの利活用を促進させる。
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