ディスコは、2025年3月卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)を対象に実施した、1月1日時点での就職意識、および就職活動の準備状況などを尋ねた調査の結果を1月17日に発表した。同調査は、1月1日~8日の期間に行われ、1033名(文系男子:264名、文系女子:361名、理系男子:261名、理系女子:147名)から有効回答を得ている。
調査対象者に、現在の志望業界を尋ねたところ、志望業界が「明確に決まっている」という回答は39.5%に達し、前年同期(35.2%)を上回った。志望業界は、「インターネットサービス」と「情報処理・ソフトウエア」が上位を占め、IT業界の人気は続いている。
就職先企業を選ぶ際に重視する点を5つまで選択してもらったところ、「給与・待遇がよい」(45.2%)という回答がもっとも多く、「将来性」(44.3%)がそれに続いた。
インターンシップなどへの参加経験を尋ねた質問では、「参加したことがある」とする回答が94.3%に達し、参加社数の平均は10.7社となっている。また、今後の参加意向としては「今後参加したい」という回答が70.4%に達しており、参加方針は「志望業界に絞って参加」が最多となった。
1月1日時点での本選考の受験状況を尋ねたところ、「本選考を受けた」(54.7%)が前年同期(51.1%)と同様に半数超に達した。内定状況では、「内定を得た」(23.6%)が前年同期を8.7ポイント上回っている。なお、1月の時点で内定獲得が2割台に達したのは、今回が初となる。
志望企業との対面での接点を尋ねた質問では、第一志望企業との対面経験がある学生が63.6%を占めており、2年連続で大きく増加した。本選考の前に「対面での接点が必要」と考えている学生は、8割に達している。
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